なでしこジャパン(FIFAランキング11位)が、ザンビア(同77位)の主将FWバーバラ・バンダ(23)を封じ、本人だけでなくチーム全体で被シュート0本と完璧に抑え込んだ。

B・バンダは21年の東京オリンピック(五輪)で2試合連続ハットトリック。驚異的なスピードとテストステロン値の高さで、欧州メディアでは「性別詐称疑惑」すら報じられ、開幕前の親善試合ドイツ戦でも2ゴール。2度のW杯優勝を誇る強豪に3-2で競り勝つ立役者となった。

ドイツ戦では守備陣をぶっちぎり、熊谷も「ドイツの選手を相手にスピードでぶち抜くところを、あらためて見て恐怖を感じた。気をつけないといけない形で準備材料にするしかない」と警戒していたが、自身とDF石川璃音(20)が挟み込んでプレーをさせなかった。

結局、後半も大きな見せ場はなし。試合前は危険度マックスの前評判だっただけに、SNS上では「バーバラバンダ全然前評判ほどの怖さねえ つっててどっか一発で仕留めるのがカウンター特化型FWなんだろうから油断は禁物なんだろうが 熊谷には『舐めんなポッと出が、こちとらCLチャンピオンやぞ」の精神で抑え込んで欲しい」「バーバラバンダに入るまでがお粗末で今のところ怖さはないね」「ザンビアで警戒していたFWバーバラバンダは、パワーはあるもののスピードはそれほど脅威でもなく、石川璃音がきっちりマークして仕事をさせず」「バンダ怖いって話だったが、結局仕事をほぼさせなかったから良かった。ランキング11位と77位の差が如実に出ましたな」などの評価がSNS上では下されていた。

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