【ドーハ18日=佐藤成】サッカー日本代表(FIFAランキング17位)が明日19日、AFCアジアカップ(アジア杯)カタール大会の1次リーグD組第2戦で、イラク代表(同63位)と対戦する。日本は当地で最終調整を行った。

DF町田浩樹(26=サンジロワーズ)が、高さ勝負に自信をみせた。

フィジカルに優れるイラクに対し、フィールドプレーヤー唯一の190センチ台の町田にかかる期待は大きい。「シンプルにボールを入れてくる相手には自分の特長を出しやすい。そこで負けたら、僕よりでかい選手いないので、日本としてもきつくなる。しっかり対応していきたい」と意気込んだ。

インドネシアとの初戦で強烈なフィジカルの強さを発揮して得点を奪った相手FWアイメンの情報は頭に入っている。189センチ84キロの体格を誇るが、「(欧州には)もっとでかい選手はいっぱいいるので」と笑いつつ「でも高さには高さがシンプルに対応しやすい。そういう意味では自分の出番も増えると思う。単純に日本のDFラインでは一番大きいので、責任感をもってやりたい」。

まずはボールの出所を抑えることの重要性を説き、「いいボール出てこなければ走れない。そういう意味では、プレスのかけ方、ハマり方は大事」とうなずいた。セカンドボールの回収、中盤以前の選手のプレスバックを求めた。

初戦では出番がなく、試合に飢えている。「コンディションは良い感じです。準備期間たくさんあったので。久々にこんなに試合期間があいたので、早く試合したいなという思いがだいぶあります」。