女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング8位)が北朝鮮(同9位)を2-1で退け、パリ五輪(オリンピック)出場権を獲得した。

なでしこジャパンの池田太監督(53)の采配がズバリと当たった。

24日の第1戦から先発メンバーを2人変更。FW植木理子(24=ウエストハム・ユナイテッド)に代えてWEリーグ得点ランク1位の上野真実(27=サンフレッチェ広島レジーナ)、DF古賀塔子(18=フェイエノールト)に代えて追加招集の北川ひかる(26=INAC神戸)を起用した。

先制点では、抜てきした2人が絡んだ。北川がFKでDF熊谷紗希主将(33=ローマ)の頭に合わせると、ゴールと別方向に飛んだボールに上野が折り返した。それをFW田中美南(29=INAC神戸)がヘディングでシュートし、こぼれ球をDF高橋はな(24=三菱重工浦和レディース)が押し込んだ。待望の得点だった。

池田監督は、北川のクロスの質、上野の高い技術や前線でのコンビネーションを期待したと明かし、「しっかりと両選手とも、チームの狙いと、自分の良さを出してくれました」と称賛した。

さらにシステムも4バックから3バックにチェンジした。攻撃に厚みが生まれ、パスワークがさえた。サイドでも両ウイングが積極的に駆け上がり、決勝点は右ウイングのDF清水梨紗(27=ウエストハム・ユナイテッド)がゴールライン上からのクロスでMF藤野あおば(20=日テレ・東京ヴェルティベレーザ)の得点をお膳立てした。「太マジック」でチームは息を吹き返し、見事に五輪出場権をつかみ取った。【佐藤成】

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