サッカー北朝鮮代表が20日、東京・国立競技場で行われるワールドカップ(W杯)アジア2次予選の日本代表戦(21日)に向けて、同所で公式練習を行った。

練習終了後、約15分で選手たちはミックスゾーンに姿を現した。日本メディアの問いかけには誰も応じなかったが、朝鮮新報の取材には応じる選手もいた。

J3FC岐阜のMF文仁柱(24)は、何度も会釈していた。

日本戦のテレビ解説を務める元北朝鮮代表FW鄭大世氏に対しては、10年W杯南アフリカ大会のチームメートだったパク・チョンジルコーチが熱いハグを交わした、2ショット写真を撮っていた。監督や団長らも鄭大世氏との交流を楽しんでいた。練習終了後、約20分でバスに乗り込んで、会場を後にした。