日本サッカー協会(JFA)は19日(日本時間20日)、パリオリンピック(五輪)アジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップ(杯)に出場しているU-23(23歳以下)日本代表DF西尾隆矢(22=セレッソ大阪)の出場停止処分が、3試合となったことを明らかにした。

16日の1次リーグ初戦の中国戦で、前半17分に、西尾は後ろから詰められた相手の顔付近に肘打ちをし、一発退場となっていた。これは、アジア・サッカー連盟(AFC)の規律倫理規定の「乱暴な行為」に当たるとされ、同判断が下ったとみられる。この日のUAE戦、1次リーグ第3戦の韓国戦、準々決勝の3試合が該当となる。

17日にドーハで取材に応じた西尾は「そこは本当に反省しないといけないですし、相手選手にも本当に軽率な行動だったなというのを改めて感じましたし、自分の映像を見て、やってはいけない行為だという風に反省しました」などと思いを語っていた。