日本は25日、パリオリンピック(五輪)アジア最終予選を兼ねたU-23アジア杯カタール大会準々決勝カタール戦に臨む。

1~2月に開催されたA代表のアジアカップ(杯)で大会2連覇を成し遂げた地元カタール代表FWハイドス(33)主将が、U-23カタール代表にエールを送った。

自身も同年代の代表でプレー経験のあるストライカーは「ユース年代のトーナメントは、選手たちが自分の国のためにプレーすることが何を意味するのかを実感する場所」とその価値について言及した。

同世代でも主将を務めたハイドスは、07年には、北京五輪アジア最終予選日本戦で得点を奪った経験もある。「U-23アジアカップのような大会は、選手の成長にとって非常に重要です。若い選手たちは、より高いレベルでプレーし、新しい戦術を導入し、母国のために何かを達成するために自分を追い込むことが求められている」と大会を勝ち抜くために必要なことを語った。

自身がかなわなかった五輪出場の夢を、後輩たちに託す。「このチームがホームグラウンドで行われるトーナメントを最大限に活用し、パリへの出場権を獲得できることを願っています。オリンピックで自国を代表するのはどんな選手にとっても夢だ」と話した。【佐藤成】

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