【ナッシュビル(米国)8日(日本時間9日)=永田淳】FIFAワールドカップ(W杯)に臨む日本代表は8日、事前合宿地のモンテレイ(メキシコ)からベースキャンプ地のナッシュビル(米国)にチャーター機で移動。5000人を超えるファンの前で公開練習を行った。
サポートプレーヤーとして帯同しているDF吉田麻也(37=LAギャラクシー)は、今回のW杯に向けた調整が正しいものだと強調した。
7日はモンテレイで、トレーニングパートナーのU-19代表と練習試合。「すごい蒸し暑かったので、それはそれで一つできて良かった」と1次リーグ第2戦のチュニジア戦が行われる地での活動をポジティブに話した。
親善試合を組む他国も多い中、今回日本は5月31日アイスランド戦を最後に、対外試合を行わずに本番に挑む。そのことについても見解を語り「やるやらないで賛否両論あると思いますけど、今回に限って言えば、例えば親善試合だと『オランダがこう来るからこう来て欲しい』とか、『こういうシステムでやって欲しい』といった注文はできない。でもU-19代表だったらそういうことも要求できるし、シミュレーションもより具体的にできる」。仮想オランダとしての戦いをU-19代表に依頼したとみられ、それが本番の戦いにつながるものになるとした。
この日から、W杯メンバー以外では自身に続いて2人目となるMF南野拓実(31=モナコ)がチームに合流した。2人でチームを盛り上げていくために、移動のバス車内で会話をしたという後輩を「自分のリハビリをやりながらチームのこともっていうのは難しい状況だと思う。ただ、僕としては心強い」と歓迎。「こういうポジションっていうのは今までなかったので、僕らも探り探りではあるけど、勝つ確率を少しでも上げられるようにっていうのが、ここに来ている意味」とあらためて役割を共有した。
昨年12月に左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負い、リハビリが続いている南野との役割の違いには「僕の方が稼働できるんで(笑い)。稼働できない分、他のことをやれよとは伝えておきました」と笑い、雰囲気の良さを感じさせた。

