東アジア連盟の小倉純二会長は12日、東京・本郷のJFAハウスで会見し、北朝鮮女子代表が2月の東アジア選手権決勝大会参加を辞退したことを発表した。代替チームは予選2位の台湾。小倉会長は「我々はビザを発給すべく政府に働き掛け政府から了承を得た。なぜ辞退したのかは分からないが、非常に残念だ」と話した。昨年12月、拉致問題担当相を兼務する中井国家公安委員長が北朝鮮チームの入国に反対を表明。政権交代後に政府との意思疎通を欠いた面もあり、日本協会の犬飼会長は「ビザ発給について、政府主導というものへの我々の理解が深くなかった」と話した。