開催国枠で出場の鹿島が、アジア勢初の決勝進出を決めた。南米王者のナシオナル・メデジン(コロンビア)に3-0で快勝した。

 前半33分、直前のプレーでDF西がペナルティーエリア内で倒され、ビデオ判定を経てPKを獲得。そのPKをFW土居が冷静に決めて先制した。後半38分にはGKと競り合ったこぼれ球を、MF遠藤が右足ヒールで押し込んで2-0。その2分後には、途中出場でピッチに入ったばかりのFW鈴木が右からのクロスを合わせて3-0とするゴールを決めた。

 GK曽ケ端が好守を連発するなど守備陣も奮闘。完封勝利で決勝の扉を開いた。これまで日本勢は15年広島、08年G大阪、07年浦和の3位が最高成績。18日の決勝(横浜)ではスター軍団のRマドリード(スペイン)-クラブ・アメリカ(メキシコ)の勝者と対戦する。