鹿島FW土居聖真(24)が16日、「世界一へチャレンジしに行く」と気合を入れた。

 クラブW杯を3勝して勝ち上がり、18日の決勝戦でRマドリード(スペイン)と相まみえる。

 「ここまで来たことはありえないことだとも思いますが、世界一を取れるチャンス。逃さない手はないので思い切り力をぶつけたい。そして日本勢、アジア勢としてさらなる歴史をつくりたい」と力強く話した。

 15日の準決勝Rマドリード-クラブ・アメリカ(メキシコ)戦は、決勝も行われる日産スタジアムで観戦しイメージをふくらませた。「攻撃に向かう迫力がある一方で、静かな展開の時でも1発を狙っている。集中しないと5秒、10秒でやられちゃうなと」。

 夢舞台が整った今、「モチベーションはかなり高いですよ」と試合が待ち切れない様子だったが、「気持ち任せにならないようしっかりプレーしたい」と気を引き締め直していた。