J1のセレッソ大阪が順当に勝ち上がった。

 前半10分に鮮やかな連係からMF水沼宏太(27)が左足で先制ゴール。19分には攻め上がってきたDF田中裕介(31)が右足で豪快に蹴り込み、追加点を挙げた。

 1-1で引き分けた清水戦から中3日も、MF清武弘嗣(27)山口蛍(26)ら日本代表級を先発起用。J1クラブとして負けられない意地は示したが、2点目以降は押し込まれる場面が目立ち、後半は無得点と内容的には完勝といかなかった。尹晶煥監督(44)は「(主力が)英気を取り戻すための試合。得点はできなかったが、試合の運び方はよかった。次につながる。まず勝ったことに満足して、次の試合はもっともうまくいけるようにしたい」と評価した。