ヴィッセル神戸FW渡辺千真(30)が28日、神戸市内でJ1再開となる29日のホーム大宮戦からの巻き返しを誓った。

 渡辺は22日に仙台とのプレマッチで攻撃の連係不足を痛感。この1週間は新戦力の元ドイツ代表FWポドルスキと「連係を意識してやっていた」という。新しい2トップの相棒については「ボールが出てくるし、つながれば攻撃の形になる」と新たな攻め方に手応えをつかんだ。

 現在チームは9位。開幕こそ4連勝と勢いに乗ったが、負傷者が続出し低迷した。主将の渡辺は後半戦について「なおさら結果が求められる。勝ち点を落とした分、取り返さないと」とキッパリ。元ドイツ代表のストライカーや元日本代表FWハーフナーという強力な仲間も得た。豪華な前線で得点を奪い、1勝ずつ積み重ねていく。