7月28日に湘南への来季の新加入とJFA・Jリーグ特別指定選手への承認が決まったばかりの、鹿屋体育大MF松田天馬(4年)が、背番号40を着けてJリーグ初出場初先発のピッチに立った。

 松田は開始1分2秒、松本のペナルティーエリアに進入すると、DF2人の間でパスを受けると、DFをかわして左足で両軍最初のシュートを放った。キレのある動きで前線の攻撃にリズムを加え、デビュー戦とは思えない存在感を見せた。

 後半22分にFW野田隆之介と交代するまで67分間、はつらつと、かつ堂々としたプレーを披露した。試合後「緊張しないかと思ったんですけど、最初は硬かった。ファーストシュートでほぐれたら良かったんですけど、先に失点して焦りがあった」と苦笑した。それでも、前線でのターンなど持ち味を出したのでは? と聞かれると「まだまだ出来ます」と笑みを浮かべた。