川崎フロンターレが21日、神奈川・川崎市内で23日に浦和レッズとのアジア・チャンピオンズリーグ準々決勝・第1戦(等々力)に向け調整を行った。

 19日の札幌戦に先発したメンバーは軽めの調整で終え、回復に全力を注いだ。エースFW小林悠(29)は「これまでもチーム一丸で戦ってきたし、しっかり自分たちのサッカーに自信を持って臨めれば。ホームなのでアウェーゴールを与えず、失点を0で勝ちきることが大事」と話した。

 浦和は堀新監督就任後、2勝1分けと負け知らずで、守備面も整備された。川崎FもFW小林、MF阿部浩之(28)、MF家長昭博(31)、MF中村憲剛(36)の前線のコンビに磨きがかかってきた。小林は「アキくん(家長)がいいアクセントになって相手もつかまえづらくなると思う。先制点が大事になる。相手の出方を見ながら、じれずに戦えれば」と話した。