FC東京が13日、小平グラウンドで午前午後の2部練習を行った。

 篠田善之前監督(46)の解任に伴い、10日にヘッドコーチから内部昇格した安間貴義新監督(48)が積極的に指示。午前午後の2部練習で午前は3-5-2、午後は3-4-3システムをテストするなど、変革にトライした。

 公式戦5連敗中で、その間に計14失点と崩壊している守備の再建が急務。安間新監督は、ボール保持率を高めての「攻めの守り」を志向しており「守り、守りと引くのではなく、ボールを持つことにチャレンジして、奪われたらすぐ取りにいかせたい」。これまでは主力組が紅白戦で3、4失点するなど状態が悪かったが、この日は無失点。「これを手応えに進んでいきたい」と納得していた。