ベガルタ仙台GK関憲太郎(31)が10月1日、半年ぶりにリーグホーム戦に先発することが濃厚だ。相手は4月に敵地で7失点した浦和レッズ。「隙を与えたら、余裕を持ってプレーされる。リベンジするチャンスだと思うし、しっかり戦いたい」と引き締めた。

 愚直さが魅力だ。4-1で勝った23日C大阪戦。前日のGKシュミットの負傷離脱した緊急事態の中、好セーブを連発。16年3月ホーム鹿島戦もそうだった。負傷欠場した現清水GK六反に代わり1年ぶりに先発し、1-0と7カ月ぶりのホーム白星に貢献。“復帰初戦”に強い理由について「(2番手以降の)GKは先が見えない。この体格(178センチ)で(プロ)10年やっているが、プレーの長所は言えない。だが、いつでも平常心でできるのは自分の強み」。ルヴァン杯準決勝・川崎F戦(10月4、8日)も近づくが「自分は不器用。次に全力を出したい」と視線は一直線で、3季ぶりのホーム浦和戦勝利に向けて頼もしい。