浦和レッズが、上海上港(中国)を1-0で下し、2戦合計2-1で10年ぶりの優勝に王手をかけた。

 前半12分、左CKをFWラファエル・シルバ(25)が頭で押し込み先制。守備陣もDF槙野智章(30)を中心に、FWフッキ(31)FWオスカル(26)ら強力攻撃陣を無失点に抑えた。

 DF遠藤航(24)の“福男”ぶりは健在だった。遠藤は、0-2から逆転勝ちしたホーム済州(韓国)戦、1-3から大逆転したホーム川崎フロンターレ戦、1-1で引き分けた準決勝第1戦の公式会見に出席し、今回の試合の公式会見も大役を務めていた。今回も1-0で勝利し、不敗神話は継続に。

 遠藤は試合後「来ましたね、また」と笑顔を見せ「あと、決勝まで2回は自分ですね」と立候補を宣言した。

 フッキ、オスカルのブラジル代表経験のある強力FW陣相手に、得点を許さなかった。「全体的にバランスが良かった。守備の部分ではみんなの意識がすごく高くなっている。あと2つ勝って、本当に喜べると思います」と話した。