日本サッカー協会の審判委員会は17日、2020年のJ1でビデオ判定を導入する前提で準備を始めると発表した。来季は実際の判定には適用せずに試験運用やシミュレーションを行い、19年にはカップ戦などで段階的に実施する計画だが、機材の高コストや人材確保の課題もあり、本格導入が遅れる可能性はある。

 ビデオ判定は得点やPKの有無など試合結果を左右する重大な場面が対象で、10日の日本-ブラジルの国際親善試合でも実施された。