ヴィッセル神戸は1日、神戸市内の本拠地ノエスタで3日のホーム開幕清水戦に向けて非公開練習を行った。

 国内のスタジアムでは初めて導入された、天然芝と人工芝を組み合わせたノエスタの「ハイブリッド芝」は好評。開幕戦で同点弾を決めたFWハーフナー・マイク(30)は「とてもいい芝。そこまで(天然芝と)変わったような感触はなかった」。DF那須大亮(36)も「やりやすかった。(芝が)めくれることもなかったし、しっかり根付いていた」と満足そうだ。

 改装工事で昨季終盤は神戸ユニバー記念競技場を使用していたこともあり、ノエスタでの勝利は昨年7月末が最後。同10月以来となるノエスタでの試合に、あと1勝と迫ったクラブのJ1通算200勝がかかる。吉田孝行監督(40)は「記録は自然と生まれる。200勝は通過点。ノエスタで勝てていなかったけど、スタジアムもハイブリッド芝になったし、大丈夫でしょう」と自信を見せた。