ワールドカップ(W杯)ロシア大会の日本代表DF遠藤航(25)、DF槙野智章(31)が8日、さいたま市内で所属の浦和レッズの練習に合流した。

 チームは11日の天皇杯3回戦・J2松本山雅戦に向けての調整を行い、2人は主力組でプレーし、天皇杯に出場する可能性が高まった。

 遠藤は、W杯では出場することなく終わった。「個人的には出られなかった悔しさと、チームとしてああいう形で負けてしまった悔しさ、両方あります。でも、出られなかったにせよ、その場にいて経験できたことはすごく大きいし、その経験を生かしていかないといけない。帰ってきてモチベーションはすごく高い状態にある」と前を向いた。世界のトップに追いつくために「すべてです。大事なのは続けていくこと。自分のやることは整理できているので、しっかりやっていければ。次の4年後、自分がどうプレーできているのかのイメージはよりするようになりました」とキッパリ。11日の天皇杯の後、リーグ戦も再開する。「まずは天皇杯、100%の準備をしてやっていければ。リーグもしっかり巻き返したい」と話した。