ガンバ大阪が宿敵セレッソ大阪との大阪ダービーを制し、5連勝を飾った。ダービーにおいては3連勝で、7戦負けなし。2試合連続の完封勝利となった。この日も絶好調の日本代表GK東口の好セーブが光った。

前半39分にC大阪MFソウザの強烈ミドルを左手で防いだ東口は「スカウティングでもあった。監督や(GKコーチの)松代さんも、ソウザはあそこから打ってくると言っていた。対策できたことが証明できたシーン」と胸を張った。

宮本監督にとってはトップの指揮官として初めて大阪ダービー。前節はスーツ姿だったが、この日は白Tシャツにパーカーとラフな格好で緊迫した一戦の指揮を執った。

宮本監督は「ピッチから感じる選手の気迫もいつもと違うと思ったし、そこにプライドも感じた。試合前のサポーターの応援からもお互いからそういうものを感じた。やはり特別なもの」。こう話す一方で「でも特別なものと考えながら、冷静に戦況も見なければいけない。そういったバランスは見いだしたかなと思う」と、手応えを感じたようだった。