サッカーのU-21日本代表としてドバイ杯U-23(UAE)に出場した北海道コンサドーレ札幌MF三好康児(21)が22日、ともに遠征していたFW菅大輝(20)とチームに合流し、札幌・宮の沢での練習に参加した。

クラブ初のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内3位入りへの大事なラスト2試合へ「やるしかないので、いい準備をしたい。終盤戦なので、あとは気力で乗り切れれば」。疲れを見せず、今季最後のアウェー戦の明日24日ジュビロ磐田戦に向けて移動した。

強行スケジュールも、何のそのだ。前日21日に帰国し、札幌到着は夜10時頃だった。同大会では14、20日の2試合で先発。1勝2分けで4チーム中2位の結果を残した。だが、自身は無得点に終わり「そこ(磐田戦)にぶつけるしかない」と、中3日で迎える試合へ全力を尽くす。

前節10日浦和戦以来の札幌の街は、すっかり冬景色に変わっていた。「さすがに寒くて震えました。逆にあっちが過ごしやすかったです」と、温暖な遠征先での日々を振り返った。国際大会で保たれたゲーム感覚を爆発させて、勝ち点3をチームにもたらす。【保坂果那】