清水エスパルスが最終戦で快挙を達成した。1点を追う後半17分、MF金子翔太(23)が左クロスを左足ダイレクトで合わせて、同点とした。金子が10試合ぶりの得点で今季10点目としたことで、FW北川航也(22=13得点)とFWドウグラス(30=11得点)の3人が同一シーズンで同時に2桁得点を達成した。

クラブでは1998年のオリバ、沢登、三都主(当時はアレックス)以来20年ぶりの記録。試合は打ち合いの末、4-4のドローに終わったが、金子は「ずっとリーチをかけていたので本当にうれしい。試合の課題は多かったけれど、今日ゴールを取れたことは来季につながる」と充実した表情だった。