鹿島アントラーズのFW伊藤翔(30)が、公式戦3戦連続となる得点を決めた。

前半21分、DF内田のロングボールを左足トラップで処理し、右足でシュート。息をのむような素晴らしいゴールだったが、愛知・中京大中京高時代にアーセナルのベンゲル監督(当時)に実力を認められた「和製アンリ」とも呼ばれた男は「あの場面で一番見てほしいのは、その前にセンターバックとの駆け引きに勝ったところ」と言った。

相手センターバック2枚のポジショニングがずれているのを見逃さず、川崎DF奈良に体をぶつけてコースを消してから走り込み、イメージ通りのゴールを決めた。