横浜FCが岐阜を下し、今季ホーム初勝利を挙げた。横浜FCはFWカズ(三浦知良、52)が17年4月の町田戦以来、約2年ぶりに先発で出場した。カズは今季、3月3日の第2節山形戦でベンチ入りしたも出番はなく、今季初めてピッチに立ち、自ら持つJ2最年長出場記録を52歳25日に更新した。

カズは1トップに入り前半24分には、DF北爪健吾(26)へ絶妙なパスを出し好機を演出。その流れから自らゴール前に入りシュートを放とうとするも、打つ直前で相手DFにブロックされた。前半41分、続く45分にも味方のクロスにゴール前に飛び込んだが、惜しくも合わなかった。カズは後半9分に交代。得点はなかったが54分間プレーした。

後半12分、横浜FCはMF松浦拓弥(30)がペナルティーエリアでドリブルで仕掛けたところ、相手のハンドを誘いPKを獲得。カズと交代して入ったFWイバ(33)がPKを決め先制に成功した。後半40分には、イバの折り返しを松浦が左足で流し込み追加点。勝利を引き寄せた。