サガン鳥栖が6年ぶりの4連勝を逃した。5月7日の金明輝新監督(38)の就任以来、ハイプレスからの速攻で復調してきた。

だがC大阪戦は「プレッシングの外し方を研究されていた」と指揮官。ただ「相手の良さを消す自分たちの力を信じてやった結果。ネガティブにはとらえていない」と前を向いた。

さらには気がかりな点もある。この日、鳥栖の攻守のハードワークの象徴でもあるFW豊田陽平(34)が右足を痛めて後半途中に交代した。試合後もベンチに座ったままの状態。金監督によると「本人から難しいと言ってきたので交代にいたった」という。後半の猛攻も届かず無得点に終わった。他チームに研究されても打開できるレベル向上を図るしかない。