関西リーグ1部のアルテリーヴォ和歌山(和歌山県代表)が、J1のセレッソ大阪を相手に大健闘を演じた。前半38分に先制されたが、粘り強い守備で追加点を与えず、後半7分にMF林祥太(24)が同点ゴールを決めた。延長で力尽きたが、最後まで押し込む場面もあり、互角に渡り合った。

坂元要介監督(45)は「守備中心に取り組んできたが、1点目はやられたくない形。後半1点取れた部分は、ワンチャンスだったが、粘り強く守って成し遂げてくれた。延長で選手層の厚さを含めて差が出るだろうと思っていた。何とか90分でもう1点取って勝ちたかった」と振り返った。