ヴィッセル神戸は26日、横浜F・マリノスGK飯倉大樹(33)の完全移籍による加入を発表した。

青森県出身の飯倉は横浜の下部組織に所属し、05年にトップ昇格。06年にロッソ熊本(現ロアッソ熊本)に期限付き移籍したが、07年に復帰。GK榎本哲也(カターレ富山)とポジション争いを続け、榎本が浦和レッズへ移籍した後に守護神に定着。17年、18年はリーグ戦全34試合に出場したが、今季は開幕から4試合連続で出場したが、4月下旬からFC琉球から移籍してきたGK朴一圭にポジションを奪われ、ベンチ入りも外れることもあり、出場は5試合にとどまっていた。

飯倉はクラブを通じ「神戸という地に初めて住むことになり、右も左もわからないのでいろいろと教えていただけると嬉しいです。チームの勝利のために一生懸命頑張りたいと思います」とコメントした。

横浜を通じては「横浜F・マリノスのことが大好きで、移籍をするか本当に悩みました。F・マリノスを離れることが寂しくて、今は子供がダダをこねているような気持ちです。小学校4年生でマリノスのスクールに入り、5年生からプライマリーで育ち、33歳までF・マリノスと共に歩んでこられたことを誇りに思います」とチーム、サポーターに感謝した。