静岡学園は焼津中央に3-0で快勝。順当にベスト8へ駒を進めた。4日に準々決勝4試合が行われる。 

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静岡学園が盤石の内容で初戦を突破した。0-0の前半28分、FW小山尚紀(3年)が、右CKのこぼれ球を右足で押し込んで先制点を奪った。「セットプレーで早めに先制できて楽になりました」。後半に2点を追加。相手のシュートを1本に抑えて完封した。

準優勝した県総体後、自身のプレーを見つめ直した。「以前は不用意なボールロストが多かった。シンプルにプレーして、長所のドリブルがさらに生きるように心掛けてきました」。この日は、複数のポジションをこなしながらフル出場。鋭いドリブル突破で、何度もゴールへ迫った。

5年ぶりの全国選手権出場を目指し、準々決勝は飛龍と対する。「県大会を勝ち抜いて、全国で静学のサッカーを見せたいです」と意気込んだ。【古地真隆】