プレナスなでしこリーグの年間表彰式が4日、都内で行われ、史上初のリーグ5連覇を達成した日テレ・ベレーザのFW田中美南(25)が2年連続の最優秀選手賞に輝き、4年連続得点王と合わせ、2年連続のダブル受賞を果たした。

記念トロフィーを受け取った田中は「去年もこの素晴らしい賞を頂いて、その賞に追いついていない状態で2度目のこの賞をいただけることは恐縮です」とあいさつ。続けて副賞の真珠のネックレスに目を移し「この真珠のネックレスが似合う女性になれるよう努力します。ありがとうございました」と笑顔をみせた。

4年連続得点王はリーグ史上初の快挙。キャリアハイの20得点を挙げた今季については「この賞をいただいて4年目になりますが、今年だけ胸を張ってこの賞をもらえるシーズンだったなと思います。これからも満足せずに頑張っていきたい」と話した。

敢闘賞はFW菅沢優衣香(29=浦和レッズ・レディース)、新人王にはMF三浦紗津紀(23=INAC神戸)が輝いた。ベストイレブンは以下の通り。

【GK】山下杏也加(日テレ)

【DF】清水梨紗、土光真代(以上日テレ)、南萌華(浦和)

【MF】三浦成美、長谷川唯(以上日テレ)、杉田妃和、中島依美(以上INAC神戸)

【FW】田中美南、籾木結花(以上日テレ)、菅沢優衣香(浦和)