セレッソ大阪は17日、大阪市内で練習を再開させた。新型コロナウイルスの影響でJリーグ公式戦が中断しており、週末からチームは3連休だった。

大きな声で練習を引っ張ったFW都倉賢(33)は「僕らはサッカーが仕事で、試合をやる場がないのは本当にもどかしい。だからこそ試合への準備が必要。試合がない中でも、こうやって仲間と練習できる喜びもある」と真剣に話した。週末は近くの温泉で家族サービスをしたという。

都倉自身は昨年5月、右膝に全治8カ月の大けがをし、今年2月16日ルヴァン杯松本山雅戦で復帰したばかり。大けがを乗り越えたストライカーは「(中断期間があることで)シンプルに(体に)柔軟性が出てきている。有意義な時間にしたい」と意気込む。

現時点でC大阪の再開の試合は4月4日アウェー浦和レッズ戦。「まだ浦和のことは考えず、ベースアップの時間にしたい」とチーム全体の底上げに励む。