J1清水エスパルスが4月1日、エープリルフールネタでサポーターを和ませた。

クラブ公式サイトで、今季就任した山室晋也社長(60)が退任し、用具担当へ就任すると発表した。もちろん、エープリルフール企画のジョーク。しかし同サイト上で山室社長が「着任してわずか3カ月にも満たない異例の短い間での退任ではありましたが、皆様には本当にお世話になりました。そして、今後はエスパルスの用具担当(業務委託契約)として一から出直し勉強することを決意致しました」などとコメントを出す徹底ぶり。クラブ公式ツイッターには、山室社長が用具を運ぶカートを運転する動画などもアップされている。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で公式戦の延期が続いている。クラブはサービスを提供するため、企画の実施に踏み切った。山室社長は「企画を行うか迷う部分はあった。だが、こんな状況だからこそ、少しでも明るく笑える話題を提供したかった」と話した。