鹿島アントラーズDF永戸勝也(25)が10日、練習後のオンライン取材に応じた。

今季ベガルタ仙台から加入したが、主戦場とする左サイドバックには、同じく今季加入した東京五輪世代DF杉岡大暉(21)らライバルも多い。再開に向けて激しいポジション争いが予想されるが、「リーグが再開したら過密日程になるので、誰か1人がずっと出続ける状況は無理に近いと思う」と、全員でシーズンを戦い抜く覚悟を示した。

左足のキックが武器で、昨季は10アシストでJ1アシスト王に輝いた。鹿島では今季3戦にフル出場しているが、チームはいまだ無得点。「練習の中でも点を取る癖というか、簡単なところで外さない雰囲気は出ている。個人としてはまだまだ良さが出せると思うので、コミュニケーションも増やしているし、コンディションも落とさないようにしたい」と整理した。