ヴィッセル神戸山口蛍が古巣の本拠地で攻守に躍動した。

中盤で流れを作り、MFアンドレス・イニエスタのパスを受けて惜しいシュートも放った。スコアレスドローにも「お互いチャンスがあった0-0。自分たちはアウェーだったし、前向きに捉えている」と話した。

DFフェルマーレン、ダンクレーが欠場した最終ラインもGK飯倉とともに支えた。ビッグセーブを連発した飯倉は「後半は確実に勝ち点1をとりにいこうという流れだった。最低限の結果は残せたと思う」と話し、山口は「これからもゴール前を固めてくるチームは多いはず。そのあたりが課題」と上位浮上への戦いを見据えた。