J2ジュビロ磐田が総力戦で3試合ぶりの白星を挙げた。アウェーで愛媛FCに2-1。後半14分にMF大森晃太郎(28)の今季初ゴールで先制すると、同18分にはFWルキアン(28)が追加点を挙げた。

前節FC琉球戦から先発7人を入れ替え、勝ち点3を獲得。8日間で3試合の過密日程を1勝1分け1敗の五分で乗り切った。

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耐えてしのぐと、大森が均衡を破った。後半14分、左サイドでボールを受けると、ドリブルで中央に進入。DFの間を抜く技ありの右足ミドルで右隅に流し込んだ。「ゴール前ではひらめきが大事」と話していた大森が今季初ゴール。同18分には絶妙なスルーパスでFWルキアンのゴールを演出し、1得点1アシストの活躍を見せた。

同39分にはセットプレーから失点。1点差に迫られるも、終盤の猛攻を耐え切った。次戦はホーム松本山雅FC戦。今季初の連勝が懸かる一戦に向け、弾みをつける勝ち点3を持ち帰った。

▽磐田のフベロ監督 最初から最後まで全員がハードワークをしてくれた。そのたまものが今日の勝利につながった。