ベガルタ仙台は「6度目の正直」で今季ホーム初勝利を狙ったが、清水エスパルスとスコアレスドローに終わった。仙台は開幕からの9試合で9通りのスタメンを組んできたが、今節では勝利した前節8日のヴィッセル神戸戦と同じスタメンで臨んだ。

古巣戦だったFW長沢駿(31)、好調を維持しているFW西村拓真(23)が前半から積極的にシュートを狙うも無得点。後半には腰の違和感で離脱していたMF道渕諒平(26)が途中出場で3試合ぶりに復帰した。さらに前節決勝ゴールのFW赤崎秀平(28)を切り札として投入も、ゴールは揺らせなかった。それでも守備陣は8試合ぶりに完封し、次につながる勝ち点1になった。

一方、4戦負けなし(2勝2分け)で勢いに乗る清水は、J1通算400勝と1300得点に王手をかけていたが、今節での達成はならず。無敗を「5」に伸ばした。