湘南ベルマーレが「原点回帰」でリーグ最下位からの脱出を狙う。19日の名古屋グランパスとのホーム戦(BMVスタジアム)に備え、17日には神奈川・平塚市内で非公開練習に臨んだ。

練習後にオンラインで報道陣に対応した浮嶋敏監督(52)は2-4で完敗した15日のアウェーの横浜FC戦を踏まえながら「守備のところが、ここ数試合で一番悪いゲームになった。いろいろな要因はあるが、守備の部分をもう1回原点に帰ってやらないといけない」と修正点を挙げた。

今季は開幕からFWら前線からの積極的な守備でボール奪取するスタイルを貫いている。横浜FC戦では歯車が狂い、前半20分間で4失点を喫した。同監督は「自分らしさが発揮できていないので、ミーティングで時間をかけた」とも明かした。特に名古屋グランパスには控え選手も含めて前線にタレントがそろっているだけに、守備意識を高めてピッチに向かうことになりそうだ。