J1は4試合を9月16日に行う。各カードのoptaファクトは以下の通り。

※ファクト内の数字はJ1での成績

サガン鳥栖 – 北海道コンサドーレ札幌

・鳥栖対札幌の通算8試合では鳥栖が3勝5敗と負け越している。同カード初対戦から最初の3試合は鳥栖、それ以降の5試合では札幌が全勝している。

・鳥栖が今季挙げている3勝は直近5試合で記録したもの(1分1敗)。これ以前のリーグ戦17試合で挙げた白星と同数(7分7敗)。

・札幌は現在、同一シーズンのリーグ戦では2012年7月以来(当時9連敗)となる、9試合連続勝利未勝利(2分7敗)。最後に1シーズンでこれ以上連続して白星から遠ざかったのは、2008年7月から同季最終節にかけての18試合連続(4分14敗)。

・札幌はアウェイ戦では現在の3連敗も含む、5試合連続白星なし(2分3敗)。この間の総スコアは4-11で、1得点以下に終わった試合と複数失点した試合がともに4試合。

・鳥栖の今季先発メンバーの平均年齢はリーグ最少の25歳222日。前節柏戦のスタメン平均年齢は、今季リーグ最年少の23歳280日。

・札幌は今季アウェイで先制された5試合では未勝利(1分4敗)。しかし、同地で先取点を奪った2試合はともに勝利している。

・森下龍矢は9月以降のデュエル勝利数がリーグ最多の26。この間30回以上のデュエルを記録している選手の中ではリーグ最多の同勝率を記録している(74.3%:26/35)。

・ジェイは鳥栖戦通算全5試合で得点に直接関与している(4ゴール+2アシスト)。対戦カード別で、もっとも多くの全試合で得点に直接関与している。


FC東京 – 大分トリニータ

・FC東京対大分の通算19試合では、FC東京が11勝4分4敗と勝ち越している。FC東京は今カードでは現在7連勝中で、ホームでの同対戦通算9試合でも1敗(6勝2分)。

・FC東京は直近9試合で1敗(5勝3分)。しかし、今季喫している3敗はすべてホーム戦で記録したもの(7試合4勝)。

・大分は前節仙台戦(3-0)でリーグ戦では6試合ぶりの白星(3分2敗)。3点差以上をつけて勝利したのは、2007年9月2日の甲府戦(4-1)以来、4760日ぶりのことだった(13年11日ぶり)。

・大分は水曜日開催の直近16試合で1勝(3分12敗)。一方のFC東京も同曜日開催直近6試合でわずか1勝(2分3敗)。

・FC東京の今季1試合平均ポゼッションはリーグワーストの40.3%。今季白星を挙げた試合の1試合平均ポゼッションは39.2%で、今季40%未満のポゼッションで勝利した試合数はリーグ最多の5。

・FC東京の9月の枠内シュート率はリーグワーストタイ(35.7%:10/28)。ホームでの今季枠内シュート率もリーグ唯一の40%未満(38.8%:26/67)。

・大分の今季オープンプレーからの得点率はリーグ最多タイの94%(16/17)。セットプレーからの得点数はリーグ最少の1点(CKから)。

・鈴木義宜は大分で昨季開幕から全試合フル出場している唯一の選手(50試合、出場時間4500分)。この間リーグ全体で全試合フル出場しているのは6選手だけ。


横浜F・マリノス – 清水エスパルス

・横浜FM対清水の通算59試合では、横浜FMが26勝11分22敗と勝ち越している。しかし、横浜FMにとって清水は、鹿島(31敗)に次いで2番目に多く敗れている相手(横浜M時代を含め)。

・横浜FMはホームでの清水戦で現在4試合連続未勝利(1分3敗)。また、横浜FMにとって清水は、本拠地での勝率が最も低い相手(25%:C大阪、仙台、山形と並び)。

・横浜FMは現在、3試合連続で複数失点を喫して3連敗中。4連敗を記録したのは、2008年5月~7月が最後(当時6連敗)。

・横浜FMはホーム戦で現在15試合連続得点中(1試合平均2.4得点)。しかし、本拠地で最後に無得点で終わったのは昨季の清水戦(0-1:2019年8月3日)。

・清水は現在、6試合連続で複数失点を喫して6連敗中(1試合平均3.3失点)。今節でも敗れると、クラブ史上ワーストタイの7連敗となる。また、アウェイ戦では現在10試合連続未勝利(3分7敗)。

・横浜FMは平日開催の直近8試合で7勝を挙げている(1敗)。対する清水は、同直近8試合でわずか1勝(2分5敗)。

・清水は今季、ラストパス本数に占めるセットプレーからの割合がリーグで最も大きい(18.6%:34/183)。対する横浜FMは、同本数に占めるオープンプレーからの割合がリーグで最も大きい(94%:188/200)。

・西澤健太は出場した横浜FM戦の全3試合で得点を挙げている(計3得点)。対チーム別では最も多く得点を挙げている相手。しかし、現在は出場した5試合連続無得点であり、この間のシュート数はわずか3本のみ(今季それ以前は1試合平均2.2本)。


ヴィッセル神戸 – セレッソ大阪

・神戸はC大阪戦直近5試合でわずか1敗(2勝2分)。この間、3試合で無失点に抑えている(1試合平均0.4失点)。

・神戸は現在5試合連続未勝利であり(4分1敗)、直近9試合でもわずか1勝(5分3敗)。また、現在は2019年6月以来となる11試合連続失点を喫している(1試合平均2.1失点)。

・神戸はホーム戦で現在、2004年10月以来となる6試合連続複数失点を喫しての未勝利(3分3敗:1試合平均2.3失点)。本拠地で勝利を挙げたのは、7月18日の清水戦が最後(3-1)。

・C大阪は現在5連勝中。また、直近7試合のすべてで複数得点を挙げている(1試合平均2.3得点)。今節でも勝利を挙げると、2005年10月以来の6連勝を記録する(当時7連勝)。

・神戸は関西のクラブとのホーム戦直近7試合でわずか2勝(1分4敗)。対するC大阪は、関西のクラブとのアウェイ戦直近6試合でわずか1勝(5敗)。

・C大阪は今季、ペナルティエリア外からの枠内シュート率がリーグワースト(16.9%:13/77本)。しかし、同決定率はリーグ2位であり(6.5%)、同得点数は神戸と並びリーグで2番目に多い(5点)。

・神戸は今季、クリア回数がリーグで最も少ない(190回)。対するC大阪は、同項目が今季リーグ最多(344回)。

・山口蛍は今季、敵陣パスを530本以上記録している選手の中で、同成功率がリーグベスト(88.5%:568/642本)。同ランキング上位5選手のうち、4選手は神戸所属(山口、サンペール、酒井、イニエスタ)。