J2レノファ山口FCは9日、霜田正浩監督(53)が契約満了で退任することを発表した。

FC東京のヘッドコーチや日本サッカー協会技術委員長、シントトロイデンのコーチなど務めた霜田氏は18年から山口を指揮。1年目はJ2参戦後で最高位の8位に導いたが、2年目は15位、3年目の今季は残り3試合で8勝6分け25敗の勝ち点30で最下位に沈んでいる。

山口の河村孝社長は「育成、アカデミーまでが一貫したプレーモデルのもとでサッカーをしていく『レノファのサッカー』の基礎を築いてくれた。ここから先は私たちの手で積み重ね、レノファ山口の歩みを進めていかなくてはならない。レノファのサッカーで必ずJ1昇格を果たし、山口県の誇りとなるクラブを築いていきたい」とコメントした。