開幕5連勝中のJ2アルビレックス新潟。前節3月27日のホーム東京V戦(7-0)でチーム4点目を決めたMF島田譲(30)は次節アウェー相模原戦に向け、笑顔で練習に参加する。

J2長崎から移籍2季目の初ゴールに「3点入っていて余裕もあった。いつも力んでしまうが、いい感じで力が抜けて良かった」と振り返る。「前線の選手がかなりいい形で規制をかけて守備をしてくれていた。狙いどころがはっきりしていてボールを奪いにいく形を多く作れた」と次節以降にも手応えを感じていた。

東京V戦は「山崎食品アルビマグロサンクスデー」で、島田はマグロのように動き回った選手「マン・オブ・ザ・マグロ」に選ばれ、マグロ1年分もゲットした。「(マグロ)独り占めっすね! いろんな選手を呼んで食べたい」とここでも笑み。またホームスタジアムには1万人超えの観衆が集まっていたが「無観客の試合だったらどこかで『もういいや』と3-0、4-0で終わっていたゲームを7点入るゲームにしてくれたのはサポーターの力。最後まで僕らを盛り上げてくれた」と島田。「これから苦しい試合があるかも知れない中で心強い」と頼もしいサポーターの存在に感謝していた。【飯嶋聡美】