J1清水が公式戦9試合ぶりの白星を挙げた。仙台に4-1で逆転勝ち。DF福森直也(28)、FWディサロ燦(あきら)シルヴァーノ(25)の加入後初ゴールなどで、今季ホーム初勝利をつかんだ。

先制されながらも、今季最多4得点で試合をひっくり返した。0-1の前半41分、CKのこぼれ球を福森が押し込んで同点。大分在籍時以来5年ぶりの公式戦ゴールに「すごく気持ちが良い」と白い歯を見せた。同ロスタイム、MF金子翔太(26)がPKを沈めて勝ち越し。公式戦10試合ぶりの複数得点を奪い、さらに勢いを加速させた。

後半3分、ディサロが左クロスを流し込んで3点目を決めた。愛称はレレ。得点後には、片手で顔を覆う、おなじみのレレマスクポーズを披露した。今季公式戦13試合目での初ゴールに「やっと決められた。常にポジティブにやってきた結果」とうなずいた。実に39日ぶりの公式戦白星。ゴールデンウイーク最終日に来場したサポーターを喜ばせた。

リーグ戦2試合を挟み、1次リーグ最終節は19日の横浜戦。引き分け以上で、9年ぶりの決勝トーナメント進出が決まる。大一番に向けて弾みのつく勝利となった。【古地真隆】

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