セレッソ大阪が、新装された本拠地「ヨドコウ桜スタジアム」でのJ1初陣を執念ドローに持ち込んだ。

1点を追う後半終了間際、途中交代したばかりのDF鳥海が同点ヘッドを決めて、敗色濃厚の危機を救った。鳥海はJ2ジェフユナイテッド千葉から今季移籍し、J1初出場で初得点。

C大阪は前半30分、ヴィッセル神戸のFW古橋に先制点を与えた。その後は反撃に出て、後半はより前掛かりに攻め、最後の最後で執念が実った。それでもACLをはさみ、J1では7戦未勝利(4分け3敗)と苦境が続く。

神戸は後半開始直後、GK飯倉が左脚の負傷で担架に運ばれて退場。サンフレッチェ広島から今季移籍してきた広永が初出場という緊急事態になった。それでも総力戦で守りきろうとした最後に無念の失点。4連勝はならなかった。セルティック移籍前最後の試合となった古橋を勝利で送り出せなかった。