J1サガン鳥栖から完全移籍で清水エスパルスに加入したMF松岡大起(20)が5日、チーム練習に合流した。オンラインで取材に応じた期待の即戦力は「チームが勝つために全てを出し尽くしたい」と抱負を口にした。

鳥栖の下部組織で育った20歳は今季リーグ戦で21試合に出場。年代別日本代表の常連で、国際舞台も経験している。豊富な運動量が武器で、ボールを奪いきる球際の強さが特徴の1つ。自身初となる移籍は「簡単な決断ではなかった」と明かした上で、「もっと成長できると感じている」と、環境を変えて勝負する道を選んだ。

最短でリーグ戦が再開する9日の横浜戦から出場できる。チームは現在14位。巻き返しを図る後半戦に向け、松岡は「まずはチームコンセプトをいち早く理解したい。その上で自分の特徴を出して勝利に貢献できれば」と力強く話した。