柏レイソルは前半だけで2失点し、猛反撃に出た後半は1点をかえしただけ。2連敗で14位に後退した。ネルシーニョ監督(71)との主な一問一答は次の通り。

  ◇  ◇  ◇

-試合の総括

ネルシーニョ監督 開始早々、相手のセットプレーから失点し、2点目も(同じ)FKからやられてしまった。2点を取られてからもチームは最後まで戦う姿勢を見せてくれたし、前半に敵陣で決定機をつくるシーンもあった。ただ、なかなか1点目が取れず、より攻撃の人数をかけられるようにという狙いを持って(後半に4バック)システムを変更した。

-後半にほぼ敵陣でボールを支配する時間が続いた

ネルシーニョ監督 同点もしくは逆転まで持っていけるような姿勢を見せられなかった。結果は誰もが望むものではなかったが、チームとして、またしっかり準備したい。

-チーム全体の攻撃の手ごたえは

ネルシーニョ監督 結果だけを見ると敗戦だが、試合序盤からボールをしっかり握って、縦につけるところはしっかりつける。そこの使い分けはよくできていた。相手守備を脅かすようなクサビのボールも入っていた。武藤(雄樹)と(細谷)真大の2トップにして、より攻撃に人数をかけていこうと狙いを持った。後半に入ってからは前半よりも積極的な展開になった。自分たちのサッカーを終始、やれたんじゃないかなと思う。