セレッソ大阪が名古屋グランパスの堅守を崩し、優勝した17年大会以来の4強進出を果たした。

224日のリーグ横浜戦から先発のフィールドプレーヤーはMF藤田以外、9人を入れ替えて臨んだ。

前半の2得点はいずれもMF清武のCKから生まれた。前半32分はDF鳥海、さらに同38分はDFチアゴが高い打点で頭で合わせ、2点目をたたき込んだ。

後半17分にもFWタガートがとどめの3点目。そして無失点で終えた。先制点の鳥海は「次がルヴァン杯のファイナルで、失点してはいけないと思っていた。3-0は大きかったと思う」と胸を張った。

両チームは中2日、30日のルヴァン杯決勝(埼玉)でも顔を合わせる。C大阪にとっては、はずみをつける大きな勝利。小菊監督は「選手起用は悩んだが試合に出たい、勝ちたいと思っている選手が躍動してくれた。内容の伴う勝利ができたのは誇らしく思います」。準決勝(12月12日)は浦和との対決。2冠の可能性を残した。