J1リーグ5位の名古屋グランパスは、20日の敵地ガンバ大阪戦を控え、FW相馬勇紀(24)がオンライン取材に応じた。

残り3試合-。チーム今シーズンの集大成として一戦も負けられない。その中で、相馬は「リラックスしたいい雰囲気で練習を迎えられている」と口にした。

名古屋は今シーズン、J1リーグ戦、ルヴァン杯、ACL、天皇杯と全ての大会に終盤まで勝ち残っていたため、過密スケジュールとなっていた。ここにきて、チームは貴重な1週間の休養を取ることができ、残り3試合を全て勝ちきるための充電期間となった。

その充電を経ての戦いに、相馬も「1週間空くのがなかなかなかったので、きちんと切り替えができた。個人では体のメリハリがついて、コンディションは良いです」と万全だ。

G大阪をめぐっては、20年のアウェー戦で、先制したものの、後半に2失点して逆転負けを喫している。「名門で個々の選手の力があるチーム。しっかりと地に足をつけてやっていきたい」。G大阪を意識し、気を引き締めた。

相馬とのマッチアップが予想されるG大阪DF柳沢亘とDF高尾瑠は同学年だ。「相手の嫌がることをしっかり分析してプレーしていきたい。チームとしては勝てる相手だと思います」と意気込み、勝利を誓っていた。【三宅ひとみ】