J3藤枝MYFCは18日、元日本代表FW森島康仁(34)が今季限りで現役を引退すると発表した。

「デカモリシ」の愛称で親しまれたストライカーが、16年間の現役生活に終止符を打つ。2006年に滝川二高(兵庫)からセレッソ大阪に入団。その後は大分トリニータや川崎フロンターレ、ジュビロ磐田などに所属し、19年に藤枝に移籍していた。J1からJ3までの全カテゴリーでプレーし、Jリーグ通算308試合出場で71得点。今季は2試合の出場にとどまっていた。

クラブを通じて「夢のサッカー選手になれてさまざまな経験ができました。16年もプロ生活を送れると思いませんでしたが、たくさんの経験をさせていただきました。今年のラストシーズンは悔しさもありましたが、さまざまなことを経験できました。この経験をこれから第2の人生に生かしていきたいと思います。応援してくださったサポーターの皆さん、クラブ関係者の皆さん、16年間応援ありがとうございました」などとコメントした。