セレッソ大阪が執念の逆転勝ちで連敗を2で止めた。1点を追う後半35分、こぼれ球をMF藤田が鮮やかな左ダイレクトボレーを決め、同点に追いついた。さらに同42分、MF清武の右CKからDF西尾がジャンピングヘッドで勝ち越し弾。熱戦にけりをつけた。

C大阪は前半、今季限りで引退するFW大久保嘉人にボールを集め、敵陣で攻め立てた。大久保だけで4度のシュート機会があったが決められなかった。ホーム最終戦で先発した大久保は後半40分に退き、その直後の勝ち越しだった。

2連勝を狙った名古屋グランパスは、痛恨の逆転負けで3位の可能性は消滅。後半22分、こぼれ球を拾ったFW柿谷はオーバーヘッドシュートを放ち、左ポストに当たりながらゴールで3試合連続今季5点目。その後の大失速でまさかの逆転負けとなった。