関東大学サッカー2部の中大からJリーグに加入する4人が7日、多摩キャンパスで会見を行った。

今年はGK坪井湧也(商学部4年)がヴィッセル神戸、MF高岸憲伸(文学部4年)がJ2水戸ホーリーホック、MF堀脩大(しゅうと、経済学部4年)がJ3カターレ富山、DF新井秀明(経済学部4年)がJ3福島ユナイテッドの加入が決まった。

高岸は川崎フロンターレのジュニアユース、星陵高を経て中大に入学。水戸でプロ生活をスタートさせる。抜群の攻撃センスを持ち「ゴール前のアイデアが自分のアピールポイント。ゴール前でどれだけ仕事が出来るかがサッカー選手としての価値。独特なアイデアを発揮して、より点に絡んでいける選手になりたい」と意気込んだ。攻守でアグレッシブの水戸で、守備面でのデュエルや球際の激しさをさらに身に付けたいと考えている。

名前の「憲伸」は、高校球児だった父がプロ野球の中日のファンで、川上憲伸投手のようにプロ1年目から輝く選手になってほしいと願って命名。本人は兄の影響で野球ではなくサッカーを始めたが、競技は違えど、川上憲伸氏のようにサッカーの1年目からの輝きを放つ覚悟だ。