J3のSC相模原は18日、昨季まで在籍した元日本代表MF稲本潤一(42)について、「この度、稲本潤一選手の移籍先が南葛SCに決定しましたのでお知らせいたします」と公式サイトなどで発表した。

人気漫画『キャプテン翼』の原作者、高橋陽一氏が代表取締役を務める南葛も加入を発表。その中で、稲本は新天地のクラブを通じ「このたび、南葛SCでプレーすることになりました! 子どもの頃に夢中で読んでいた『キャプテン翼』から誕生したチームでサッカーができることを非常に光栄に思ってます!! チームの今シーズンの目標であるJFL昇格に少しでも貢献できるよう、自分のすべてを出し、チームのためにプレーしたいと思います! 南葛SCの稲本潤一をよろしくお願いします!!」とコメントした。

ガンバ大阪で活躍し、プレミアリーグのアーセナルなどに在籍。海外を渡り歩き、川崎フロンターレでJリーグに復帰し、北海道コンサドーレ札幌や相模原でもプレーした。

2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会のゴールなど、日本代表でも長く活躍した名手は、昨年12月19日に相模原を契約満了に伴い退団することが発表されていた。

南葛は「葛飾区からJリーグ」を合言葉に、昨季の入れ替え戦を制し、今季は関東1部に昇格して戦う。

J1から数えJ2、J3、JFLときて、「J5」に位置するクラブ。

カズ(三浦知良)が今季移籍加入しプレーするJFLの鈴鹿ポイントゲッターズより、1カテゴリー下になる。